まず、ジャケットに惹かれたのと手がけた映画作成会社がトムとジェリーで有名なメトロ・ゴールドウィン・メイヤーであることで期待が裏切られる事はないだろうと思ったのが今回観ようと思ったきっかけ。
やはり裏切られなかった。
内容としてはメトロ・ゴールドウィン・メイヤーらしい、心が暖まるような映画となっていた。
それに加えて普段自分たちの日常では常識では考えられない状況を映画にしてしまう所も面白い。
内容としては、人とコミュニケーションを取る事が苦手で、家族とさえもろくに食事も一緒にする事ができない主人公が、ある時理由は分からない原因で人形を本気で人間、また自分の彼女として認識して接してしまう。
家族に紹介したりして。
普通では考えられない状況に家族やご近所の住民達は陥ってしまうのだが、主人公の人を惹き付け、滲み出る人の良さがその非常識な状況さえも受け入れさせてしまう。
私はこの主人公のルックスと雰囲気にただただ、癒された。
また、映画のテンポも良く、観ていて落ち着く。変にドキッとする部分はない。
だから、頭を使わず穏やかな気持ちで非日常を楽しみたい時や、海外(アメリカの田舎)の日常を観てみたい時にお勧めの映画。
調べてみると、この俳優は『ララランド』で主演の俳優らしい。
私はララランドが好きではなく、映画上映20分程で劇場を後にしてしまった為演技の内容をあまり知らない。
ただ、この『ラースと、その彼女』では非常に穏やかで可愛らしい役をしていて誰でも、特に女性は癒されるのではないかと思う。
以上。
そんな、ゆったりした映画だった。
旅の途中で
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